たそがれ時のこいきなやつ等

2024/9/9で8周年を迎えます☆ひとえにいつも読んで下さっている皆さまのおかげです。ありがとうございます♡70年代~80年代の様々な物事を思い出し、それを延々と好き勝手に記録するだけのチープでカオスで趣味が合わないふたりの備忘録的ブログ。現在、昭和を代表するにふさわしい方々を2人の独自の視点から【たそがれ時タレント名鑑】として記録中の日々。※コメントはやりません。

これは名画 ka-saセレクト

何が何だかわからないのよ/植木等

..★今日の気温・天気★..
午後12:20現在
東京の気温  15.5℃ 晴(乾燥注意報)
仙台の気温  12.6℃ 晴(乾燥注意報)


何が何だかわからないのよ/植木等
作詞:笠原良三 作曲:宮川泰
1966年3月公開「日本一のゴリガン男」主題歌

数年前、家族が植木さんの映画にハマってまして、わたしもいくつか一緒に見てました。
曲も内容もゲストもすべて気に入ったのが、この「日本一のゴリガン男」。
ビル工事現場にて落下してきた鉄骨が頭にぶつかった会社員が、頭部の手術によって頭脳が超人的になり、スーパー営業マンになったお話です笑
ちなみに「ゴリガン」の意味はこの映画を観ても、未だによくわからないんです…

予告編すら笑ってしまう


(文責:さえこ)

Year of the Dragon 1985年

突然思い出した。映画見ない人なのにねぇ?
VHSに録画してその後 もう見れなくなって実家に放置…何十年も見てませんw


高校時代、ミッキーロークが好きな友人に勧められた映画なんです。
当時、「ナインハーフ」見たJKはミッキーロークに骨抜きにされた印象w
「Year of the Dragon」は、一人で家にいるとき、よくこたつで見ていたのを覚えてます

↑この人って、白髪でもなんか甘いんだよね顔立ちが。私は色気より可愛いと感じます。本当の少年ぽい人かもな。


こんなに美しい中国人男性がいるのかと、何度もビデオを一時停止してました(笑) またこの顔で残虐非道なところがなんとも、たまらないんですよ


しかし、日本語ではただの「辰年」って意味なんだよなー。
英訳するとカッコいい。 ホントまた見たくなったなぁ


おまけ このCMだけビデオに録画していたw



文責:さえこ

男はつらいよ 寅次郎夢枕に関して

かずさんがすでにこちらでこの映画の記事を書いてくれているのですが、私もこの映画は何度も見てしまうほど好きで、「それぞれの寅さんレビュー」というカテゴリーも出来たので書きたいなと。

わたくしの場合、映画はあまり見ない方ですが、男はつらいよシリーズは別。
特にこの夢枕はシリーズで5本の指に入る推し回です。


しょっぱな始まる いつものメンツと吉田義夫さんが敵役の寸劇(我が家ではこう呼んでいます笑)
この回は大正時代のカフェの女給に扮したさくらが、吉田さん扮する成金エロおやじに言い寄られているところに「マカオの寅」が現れて…(以下略) 

オープニングの歌のバックで繰り広げられる、江戸川沿いを歩く帰路の寅さんとたまたま居合わせた人々との愉快なふれあい。個人的にはこの回のOPが一番印象に残ってます爆笑してw

前半はマドンナなしで物語が進む。
久しぶりに帰ってきたが、柴又の界隈での自分の陰口を聞いた寅さん。
すぐにとらやにはいかないで朝日印刷に回り工員たちにさんざん八つ当たり。
そのあと、さくらがいつものように優しくとりなし機嫌が直る(単純・笑)
そして強引な 「寅の結婚相手を見つけようローラー作戦」これが当たり前だけど失敗して、家を飛び出す安定の寅。
ここから一転して、シリアスな「寒そうな晩秋甲州路  旧家の老婦人から知らされるテキ屋仲間の最期」....
そして帰郷  →またまた家族と口論になり、また家を出ようとしてるところにようやくマドンナ登場。
ライバルの東大助教がコミュ障とか、いろいろ突っ込みどころが満載過ぎて話がまとまらないのですw

このお話の目玉(ありすぎるけど)は何といってもマドンナの八千草薫のほうから寅さんに告白し、結婚したい旨をはっきりと面と向かって話すシーン。
さくらは「お兄ちゃんお千代さん(八千草)のこと好きだったんじゃないか」と言いますが、すぐにライバルの岡倉さん(米倉斉加年)に譲ろうとしてしまう点が引っ掛かるんです。
寅にとって、美女を追いかける恋はいつものこと。
でも今回のような追われる恋は苦手で、相手が自分を好きだと知った瞬間、怖気づいて逃げ出す。
まだこの時点でリリーとは会っていないので、この年になっても恋に恋するお年頃なんでしょうかねぇ
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画像1 テレビ画像を撮影
かずさんも言ってますが、おいちゃんは松村達雄さんがいいんです。
前任の森川信さんのちょっとおバカっぽさ
後任の下絛 正巳さんの生真面目さも、もちろん好きです。
でも松村さんのおいちゃんに関しては
寅が「昼間からパチンコ玉弾いてる極道もの(笑)」 と揶揄していて
たいして悪いことをしているとは思えないのに「極道もの」と何度か呼ぶんですよね。
松村おいちゃんは、女好きな雰囲気もあり、あまり働いているシーンもなく、全体的にゆるいというか余裕のあるおいちゃんのように感じます。
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画像2拾い物
(文責:さえ)

男はつらいよ 寅次郎夢枕 第10作のこと

子どもの頃、お正月に家族で
映画を観に行ったのが、寅さんとの
出会いだった。

第50作まで一通り観た。
時々急にいまだ観たくなったりする。

いま3月下旬で、これから春本番
そして初夏へと季節は流れて行くが
何故かいま大好きな第10作が
とても観たくなったのだ。

それはゲストに田中絹代さんが
出演されていたからだ。
これから厳しい冬がやってくるであろう
晩秋のお昼時から夕方にかけての情景。
この場面が今から思えば
あまりにも厳しい晩秋の
冷たい木枯らしのシーンが
美しすぎて
高校生の頃
涙が流れた。

しかも当時は思春期で
田中絹代さんが大女優だという事も
まだよく知らないのだった。

亡くなられた事も出演作品も
後追いで知ったのだ。
あー寅さんのあのシーン。
あーサンダカン。
あー前略おふくろ様。

共通して
田中絹代さんの口元
笑い方がとても好きだ。

寅さんは
山梨県北巨摩郡明野村という地域に
ひょっこり現れる。

お弁当を使うシーンである。
田中絹代さん演じる
たぶん村の中でも裕福な農家なのか?
立派な土間だったなあ。

俳優さんだから当たり前なんだけれど
田中絹代さんは
本当に自然体の会話で
演技感が見られないのだ。
寅さんは台詞を背中で表現していた。

それでいて映画のシーンの中に
まんまと引き込まれてしまうのだ。


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※松竹の男はつらいよサイトより引用

◆寅さんの細かい台詞

子どもの頃はわからないことも
ある程度理解できる年頃になるにつれ
わかってきて吹き出す。

とらやで食事のシーン
妹さくらに
寅さんが
『みどり取って!みどり』

さくらは一瞬?と思うが
お兄ちゃんの意をわかるんですよね。

お醤油を取ってあげるさくら。

むらさき←なのにって笑うところwww

そういう描写が大好きだ。

続く。

1989年 ロザリー・ゴーズ・ショッピング【洋画】

以前記事にしたバグダッドカフェという映画の
監督パーシー・アドロンの作品。

主演はバグダッドカフェの女優
マリアンネ・ゼーゲブリフト。
西ドイツの映画である。
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これも劇場に観に行った。
確かバグダッドカフェ同様
渋谷の文化村にて。
音楽のボブテルソンはコーリングユーも歌っていたが
なんとも甘い声で好きだ。
当時サントラを買った事も思い出す。
どうぞお聴きくだされたし。

パーシー・アドロン監督の生み出す
映像で何が好きかというと
景色やシンボル的なもの
色使いだ。


内容はブラックユーモア溢れるというか。

買い物依存症でローン地獄に追われる
主婦の話。

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※画像は拾い物です。
 

1956年 洲崎パラダイス赤信号の事【邦画】

何故だろう。本当に不思議だ。

私は高校生くらいから何故か遊郭や
赤線地帯に惹かれて独自で未だに
調べている。特に私の興味を惹くのは
建物やネオンサインそれから土地の名前(通称)
である。
特に特に建物のタイルの使われ方に
興味があるのだ。
昭和レトロタイル。
組み合わせや色合い。

洲崎パラダイス赤信号という名前も
物凄いインパクトである。
1980年代に1度VHSレンタルで
観たことがあるのだが
興味を持って見た割に
内容を殆ど覚えていなかった。

昨年日活チャンネルで無料放送していたので
観ていた。
冒頭部分。
ここだけ観ていると赤線地帯の男女や
店の日常などが垣間見れるのかと
思ってしまう。

洲崎パラダイス赤信号。
私の勝手な想像では遊郭・赤線の中の
出来事を映画化しているのだろうと
思っていたが内容は全然違った。
ただ土地だとか建物から看板ネオンサインまで
じっくり見る事が出来たので
とても参考になった。 
 あと庶民の服装とか。
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特に夕暮れていく景色が凄く胸を打つ感じ。
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タイムスリップしてみたいと思う。
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(kaz記事)

1989年 恋人たちの予感【ロマンティック♡コメディ映画】

このブログに以前この映画について少し
書いたかもしれない。
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そしてこの映画【恋人たちの予感】は
時が経つにつれて、深みがかった
良さが際立つのだ。
邦題じゃなくて原題がしっくりくるなあ。

何故なのかな。自分が歳をとってきた
証拠なのだろうか。

もう一度観たいなと思う。
その繰り返し。
 
ファッションとか当時を思わせる。
あー着ていたなとかw
監督はロブ・ライナー。
主演ビリークリスタル&メグライアン。
固定電話って当時重要なアイテムだったね。
メグライアンは可愛いなあ。
彼女の映画は良く観た。
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で、実はわたし、ビリークリスタル苦手な顔で。。。
それがもう映画の終わる頃には顔じゃなくて
その人全体像を好きになるという。
不思議なマジックだよな。
今も顔は苦手なタイプで。

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こういう風景すごいいなあって
思ってた。ズルズル引きずって
もみの木を自宅まで運ぶ。
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男女の恋愛感情なしの
友情は成立するのかというような
事をテーマとして
物語が進んでいく。
以前これは名画にも記事にした
セレンディピティもそうなんだけど
何度も偶然に再会する率が高い。

ラストはもうメグライアンの演じるツンデレ大爆発で
静かに号泣してしまうのだ。
1980年代の名画である。
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※画像は拾い物です。
(記事kaz)


昭和の雑誌スクリーンとロードショーの記憶【その1付録ポストカード】

中学生になって時々買い始めた記憶の
スクリーンとロードショー。

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いわゆるりぼんとなかよし。
平凡と明星。
時代とコースという感じ。
それぞれの好みだろう。
私は他にも雑誌を買う都合で
毎月は少ないお小遣いでは
買えないので臨時収入が
ある時は両方買った時もあった。

でも個人的に思春期の私は
スクリーン派であった。
内容も詳しく充実していた気がする。
1984年頃からもしばらく
買っていたが、私の尊敬する
コメディ俳優さんの記事が
毎回少しだけど詳しく書いて
あったのもスクリーンだった。
コメディ俳優については
たそがれ時名鑑に書こうと思う。
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※雑誌の画像は拾い物です。

良く付録もチェックしており、
ポストカードの時は買っていた。
まだ何十枚か残してある。 
モノクロやセピア。フルカラーなど
バリエーションも豊富で
クラシック映画とか恋愛映画とか
ジャンルを分けた特集の絵葉書など
洒落ていて解説も見やすく
スクリーンの方が好みだった。
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ちなみにロードショーは残念ながら
廃刊となったようだが、
スクリーンは1946年5月創刊から
令和まで
未だ健在という。
凄い歴史である。
 
とにかく情報が薄い時代、
書籍とかテレビ番組、ぴあに
頼る他なかった。 
テレビの映画の解説も熱心に
聞いていた。私は
荻昌弘さんのファンだった。 
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2020年 ミッドナイトスワン【たそがれ時名画】



とても胸が苦しくなり切なくなり
名画だと思いました。
音楽もものすごく良い。 

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1977年 007私を愛したスパイOSTより

当時思春期真っ盛りの私には
この映画
ちょっと早すぎました。

ほんのちょっとのことなのですが
微妙に感情の変化起伏など
年齢で違うんです。
特に大人の情事的
プレイボーイ的な大人の男性とか。
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007は当時クラスの男子数人が映画のチラシを
ファイルにきれいにはさんで
コレクションしていました。
私もちょっとだけ集めたりした
時期もありました。
ある時何気にある男子に
1枚頂戴と言ったらいいよとくれたのが
007私を愛したスパイのチラシでした。

ロードショーのチラシで後に
TVで放映されたのですが
私が震えるほどに感動したのは
サントラだったのです。
その中の一曲。
「Ride to atrantis」

なんて不思議で壮大で深海で神秘的で
頭がおかしくなりそうな旋律なんだろう。
(私思春期からすでに紙一重で気がふれそうな
旋律が好きだったんです)
勿論当時は作曲の方もわかりませんでしたが
後にマーヴィンハムリッシュ氏と知りました。
追悼とかスティングという名曲といえば
お分かりかと思います。
思春期に素晴らしいメロディーに
出会うとそのまま自分の財産になりますね。
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 カセットテープに録音した事があります。
周りに、シーッと声を出さないでと
宣言して。

特にまだ007を全て観ていないので
全部はわからないのですが
いくつか観たうちで
後に大人になってからも

私を愛したスパイが最高に良かったです。
 
プロフィール

二人組・昭和mu友☽・りぼん寄り・遠距離・弟がいるという共通点。
現在勝手に【昭和のたそがれ時タレント名鑑】を続々制作中。あなたの懐かしの憧れさんはいるかな?ww
2人共通のささやかな願いとして宮城県の幻のCM「パントリーフジ」をどうにか聴けたらと願う日々。

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